| 紹介 |
「ソフトボールの打ち方がわかった。」この言葉は初ホームランを放ったときに彼が発した台詞である。この言葉を聞いた部員一同は新たな四番候補が見つかったと心を躍らせた。だがしかしその次の試合から打ち方がわからなくなってしまったらしく部員たちは頭を抱えた。
新チームの主務に就任し、前任の主務のようにテキパキと仕事を行う姿からは想像ができないくらい学業が崩壊している。「王」の存在で霞んで見えていたが、「王」が去りし今確実に部の落単数トップである。留年が決まったとか決まってないとか。
プレースタイルは恵まれた体を生かした豪快なバッティングが売りである。しかし守備は多少火力が強く、ファイヤーしてしまうことも。巷からはDPが専門職と囁かれている。
「朝が来るのが怖い」とよく口にし、そのせいからか同期をマックに誘い朝の４時ごろまで談笑するという愚行を繰り返している。だが最近それをするせいで寮のお風呂の時間に間に合わず水風呂に入ることが多くなってしまっているため自粛するか葛藤しているそうだ。
元ラガーマンだからなのか恋愛に関してもすかさずタックルしてしまうのがたまにキズ。去年の12月に催された飲み会での出来事は禁忌として口外不出とされている。さらにスペインに留学した際に一緒だった某私立大の女性に恋をしたことは部員の度肝を抜いた。成就したかどうかはここでは明言を避けておく。
そんな佐野くんも今年で22歳。周りの同年代の就職が決まる中、今日も元気にソフトボールを追いかける。
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